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共創から生まれた未来の暮しで、震災地を復興!

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 ミライニホン®プロジェクトは、生活者発想によるイノベーションを研究する『Human-Centered Open Innovation®』の第一弾として、2011年にTBWA博報堂がスタートした “オフグリッド”による未来の暮しを共創するプロジェクトです。”オフグリッド”とは、自分でエネルギーを創り、コントロールすることで、電気・水道・ガスといった生活インフラから解放されることです。

 エネルギーを自給自足することでどこででも暮らせる新しい生活がはじまります。

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 ミライニホン®プロジェクトは、2つの共創による新しい取組です。1つは先端技術をもった多くの企業が参加し、”オフグリッドハウス”という未来の1つの暮しをパッケージにしているという点です。

 簡単に施工できるシンプルな構成とすることで、立地環境にやさしく立地条件を選ばない「エアロハウス」、JAXAの技術を活用した高い濾過性能で、海水だけでなく、放射線汚染・硝酸性窒素などに汚染された水を浄水できる「浄水技術」、そして蓄電と放電機能を活かし”オフグリッドハウス”の電力を支える「電気自動車」など、日本の大企業から中小企業に至るまで複数社が保有する先端技術を導入することで、”オフグリッドハウス”のプロトタイプを開発しました。

 さらにミライニホン®プロジェクトではFacebook上にコミュニティを立ち上げ、この”オフグリッドハウス”で実現したい未来の暮しについてディスカッションを行いました。実はそのコミュニティのプランニング、マネジメントを VoiceVision が担当させていただきました。コミュニティには”環境””暮し”に関心の高い多くの参加者が集まって下さり、活発な議論が交わされました。

 「電気も通ってないようなおいしい野菜が育ちそうなところにこの家を建てて住みたい!」「施工容易なアパートや貸家として活用できるのではないか?」「建てる場所を選ばないから土地が安いところに気軽に別荘がもてるようになるかもしれない。」「ビルの屋上に建ててBarにしたい!」「無人島に住みたい!!」など、”オフグリッドハウス”によって”自分がやってみたいと思う”たくさんの未来の暮しのアイディアが出されました。

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そんな中で注目したのが、「個と個がつながって新しいコミュニティがうまれるコレクティブ・タウン」という発想です。

 そのきづきから、今年の5月より「ミライニホン宮古プロジェクト」が本格的にスタートしました。このプロジェクトはコレクティブハウスを東北の復興住宅として活用するプロジェクトです。Facebookコミュニティに上げられた声を受けて、TBWA博報堂が得意とするデザイン・シンキングとオープン・イノベーションの手法を用いて、約18棟からなるひとつの”まち”の設計が進められています。

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「やるからには震災前以上のコミュニティが生まれるような創造的なまちづくりを目指したい。」と担当者は語ります。その言葉が示す通り、このプロジェクトでは、エネルギーセンターなどのハード面の設計だけでなく、サービス開発のためのデザイン・シンキング手法を用いて、地域通貨、DIY工房、フリースペースで実施するワークショッププログラム、共有の農園や電気自動車のカーシェアリングなど、交流が生まれるようなソフト面の仕掛けがふんだんに盛り込まれています。

 この「ミライニホン宮古プロジェクト」、ミライニホン®プロジェクトの発起人であるTBWA博報堂と立命大学理工学部建築都市デザイン科 宗本晋作准教授の研究室、そして現地の建設会社が産学連携の形で進め、この6月からは宮古地域の住民の方へのヒアリングやワークショップなども実施され、着々と”共創による震災地復興”が進みつつあります。今年度末での販売開始を目標にしているそうです。

 多くの人が集まり共創した未来の暮しが震災復興を促進する。思わず応援したくなる取組です。

[ミライニホン®プロジェクト]

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